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ランウェイで笑って(2)

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【東京コレクション編】若手デザイナーの憧れ”東京コレクション”。柳田の付き添いで会場にやって来た育人に訪れる試練。


タイトル ランウェイで笑って(2)
著者 猪ノ谷言葉
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2017年11月17日


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あらすじ

東京コレクション編

トラブル続出

世界から注目されるファッションショー、東京コレクション。都村の雇用主である柳田も参加していたのだが、トラブルが発生。台風の影響でモデル1人が間に合わなくなってしまったのだ。しかも代わりに派遣されて来たのは、身長の低い千雪。激怒する柳田だったが、もう彼女以外にモデルはいない。千雪の参加が認められるも今度は、唯一服が縫える森山が倒れてしまい──。


—以下ネタバレ感想—

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

ファッション用語集

フィッター
衣装のフィッティングを担当する人。主にモデルの着替えを手伝う。
モード
「非凡なおしゃれ」の意。定義はあいまい。
学生ボランティア
学生のボランティア。裏方として働く。
展示会
コレクションで紹介された服飾を販売する場所。

東京コレクション編

僕が……やります。

僕が藤戸さんの服、直してもいいですか……!? 柳田さん……!!

 

前半は、育人奮闘編。

特にやる事がなかったはずなのに、急転。モデルの代役としてやって来た千雪のために、育人が服の手直しを速急にしなくてはならない事態に。

モデルが遅れた原因は台風だったらしいけど……。こんな大舞台のモデルなら、事前に来日してそうなもんだけど、実際はそうでもないのかな?

女性の裸体は、高校生の育人には刺激が強かったか。これが女性向けマンガだったら、育人は真顔で対処するんだろうな、と何となく思った。

服のまったく縫えないデザイナーというのは、現実でもいるのだろうか。マンガ特有の設定なのかな? 

時間に追われて焦りまくる育人を一喝する千雪。こういう励まし合うシーン、結構好き。

 

ハリ
ハリ

応援したくなるよね!

 

丸めた裾をどうやってベルトで縛ったんだ? と思ったが、読み返したらちゃんとハサミで切れ目を入れるシーンがあったわ。芸が細かい。

みんなの協力もあり、無事に服が完成。ところで「残りは僕が間に合わせるだけです!!」の後の千雪のコマ、『ワキワキ』ってどういう意味なんだろう? 


次ここに来るときは、拍手全部もらおうよ。半分じゃなくてさ。

言ってる意味……わかるよね?

 

後半は、千雪躍動編。

急遽モデルとして招集され、ネタ枠だのチビだの散々罵倒された彼女ですが、へこたれません。この逆境をチャンスと捉えるあたり、なかなか肝が据わっています。

突発的な抜擢だったにもかかわず、堂々と胸を張って歩く姿はまさしくモデルそのもの。クビを宣告されても潰れず夢を諦めなかった、日ごろの努力の賜物ですね。

ヒールが折れている状態で、歩けるものなのかな? 1度もはいたことのない私なんかは、そもそも完璧なヒールでも歩行できないと思う。つま先立ちで歩くの、疲れないのか?

途中で服の形が変わる服。こういう仕掛け、結構好き。現実的に可能かどうかは、ともかくね。


オシャレもモードも──全部同じ。

自分のためにするものだったんだ。

 

話の合間に差しはさまれるのが、新沼感激編。

新沼文世は、文芸誌の編集者。

文芸部に配属されたかったが、なんの因果かハイファッション誌編集部に在籍している。

ファッションに対するコンプレックスがあったものの、分不相応ないで立ちながら堂々と歩く千雪に心動かされ、アパレルの世界に残る事に。


という事で、東京コレクション編は終了。

育人と千雪。2人にとっては思い出深いファッションショーになったのではないでしょうか。

「この拍手の半分はお前にやる」という柳田も格好いいね。

意味深な終わり方で、2巻は終了。育人の家庭環境に関しては、また次巻。

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