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Q.E.D.証明終了(35)

マンガ
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【二人の容疑者】運送会社で窃盗事件が。はたしてどちらが犯人なのか。 & 【クリスマス・プレゼント】ミステリー同好会と演劇部の合同劇? 公演の邪魔をするのはいったい誰なのか?


タイトル Q.E.D.証明終了(35)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2010年2月17日
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あらすじ

二人の容疑者

どっちが犯人だ

とある運送会社の金庫から、現金が奪われた。容疑者は2人。3件の窃盗の前科がある、三河。傷害の前科がある、黒瀬。三河は妻が入院しており、お金が必要。黒瀬は借金があり、お金が必要。頭を殴られた社長、善光は事件当時の記憶がないという。はたして誰がお金を盗んだのか。


クリスマス・プレゼント

女優を狙う魔の手

演劇部部長、白井の失態により演劇部員は激減していた。暇を持て余しているミステリー同好会は、何か事件を求めていた。この2つの集まりが、まさかの共闘。演劇部のクリスマス公演にミステリー同好会の面々が混じり推理劇を行うことに。当然、巻き込まれる燈馬と水原。しかし女優である水原とクイーンに、何者かの邪魔が入って──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

二人の容疑者

浅間刑事に手を貸しますか。

上司に迷惑がかからないように。

 

犯人は、三河。

病気の妻のためにお金がどうしても必要だった。

三河と黒瀬はともにお金を求めつつも、その理由が正反対だった。

心証がいいのが三河、悪いのが黒瀬。

しかしそれは、真実を証明する材料にはなりえないのだ。

お金を求める理由も外見的にも、三河の方が心証がいいですが、実は彼の方が犯人でした。

捜査に先入観はNG。

ちゃんと証拠や証言を集めないとね。

水原警部の部下、浅間が登場しました。

笹塚がわりと有能な部下なので、その対となるちょっと抜けてる部下を出した感じでしょうか。

水原が突飛な行動をするわけでもなく、特に難しい単語や論理が出てくることもなく、一連の事件の中で死者が出ることもなく(黒瀬元妻は例外として)、わりと淡々とした事件だったかなぁ、という印象。


クリスマス・プレゼント

悪かった、オレのせいだ! 佐伯に何の確認もせず勝手に役を取り上げてしまった。

オレの不手際だ。許してくれ。

 

犯人は、辞退した女優佐伯。

部長の不手際のせいで部を出て行った彼女だったが、他の誰かが女優をやるのが我慢できなかったのだ。

いくら事件が起きなくて暇だからと言って、「誰か1人死になさい」と真顔で言ってのけるクイーン。クイーン様と心中しろと、と嬉しそうな菱田。

もう駄目だ、この同好会。

というか菱田。南極から帰って来れたのか(29巻参照)。結局羽毛布団だか枕はどうなったんだ。

しかもなんとなく少し太ったような……。

犯人候補として出てきた俳句研究会。名前がまさに俳句をするためだけに産まれてきたような生徒たちでしたね。小林一佐と松尾翔って……。

なぜ、よりによって演劇部と同室なんだ。

犯人の1年生佐伯。アイドル事務所からスカウトが来るという設定だけあって、作画も頑張ってましたね。

部長のせいで、大勢の前で肌を晒すことになってしまった彼女は、失意のまま部活に来なくなってしまった。

でも佐伯は舞台に立つことを、とても楽しみにしていました。

 

ハリ
ハリ

佐伯さんも、頑張ってたもんね。

 

女優として舞台にあがることになる水原やクイーンに、イジワルしたくなる気もわからなくはない。

無知は恐ろしいといいますか、クイーンはいざしらず、水原にまでちょっかいを出すとは……。命知らずですなぁ。

クイーンが佐伯に1発かまそうとしますが、それくらいは仕方ないかもしれない。理由はどうあれ、せっかくみんなで作り上げてきたものを壊されてはたまったものではないでしょう。

オレの責任だ、とかばう白井もなかなかいいキャラしてます。演技だけの男ではなかった。

それでも花火でセット燃やした罪は消えませんがね(笑)。

1人でセットを組み上げることにした白井とそれを手伝う燈馬。それをマフラーを編みながら見下ろす水原。セリフはあまりありませんが、こういうシーン、好き。

そういえば題名の『クリスマス・プレゼント』。

水原から燈馬に渡されたのは、マフラーではありませんでした。さすがに水原の性格からいって、そんなラブアイテムを燈馬にあげはしないですね。

 

ハリ
ハリ

別にマフラーあげてもいいと思うけどなぁ。

 

「数学好きな奴のプレゼントって何がほしいのか」

水原が友達に訊くと、難しい問題を解くのが好きらしい、と返答が。

部員の足りない演劇部。

そこにカラむミステリー同好会。

難しい問題が目の前に転がっている。

これに燈馬を巻き込むことが、水原からのクリスマス・プレゼントでしたとさ。

まぁ燈馬本人が、心の底から喜んだどうかはわかりませんがね。

以上、Q.E.D.証明終了。

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