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Q.E.D.iff -証明終了-(11)

マンガ
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【信頼できない語り手】絶対に嘘をつかない正直者が、事件の証人に。 & 【溺れる鳥】AIによる裁判が開かる近未来。人工知能裁判官にミスはないのか。


タイトル Q.E.D.iff -証明終了ー(11)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2018年10月17日


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あらすじ

信頼できない語り手

正直者だが……

嘘をつかないラディッシュ。彼は正直者だが、ギャングのボス、オニオンと付き合いがあった。ある時、別のギャングのボスが殺害される。重要参考人は、オニオン。しかしラディッシュとオニオンは犯行時間、一緒にバスケの試合を見ていたという。嘘の供述はしないと有名なラディッシュの証言が、事件解決の妨げになっていた。燈馬はとある事情でラディッシュを刑務所に入れて──。


溺れる鳥

コンピューターによる判決

近未来。司法の信頼の揺らぎを受けて、すべての裁判はAIによる裁定で判決が決まるようになっていた。そのAIを管理している技官、水野が殺人容疑で逮捕された。AI裁判官による判決は有罪だったが、水野は無実を主張。弁護士見習いになっていた水原は、上訴審の弁護を引き受けることに。彼女に対して水野は、燈馬という天才エンジニアを頼るようにアドバイスするが──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

信頼できない語り手

そう話したんだけど……。

信じてもらえなくて……。

 

犯人は、オニオン。

ラディッシュは、アリバイ工作に利用されただけだった。

正直者なのに信頼できないとは、なかなかの皮肉。

ラディッシュは、クレプトマニアという精神障害を患っていた。

クレプトマニア
経済的利得目的以外で、窃盗行為という衝動を反復的に実行する症状。

盗んだと正直に話しても、ギャングにそそのかされてやったのだろうと許されてしまっていた。それが窃盗癖を加速させてしまっていのかもしれない。

外国貿易法という法律が出てきました。

外交貿易法
外国為替及び外国貿易法。略称は外為法(がいためほう)。

燈馬が扱っていたのは、サイバーアタックの武器になりえる計算式だった。

なんちゅーもんの計算を、燈馬は手伝っとるんだ(笑)。

アリバイトリックは、録画と再生。

ラディッシュが見ていたのは、生中継ではなかったのだ。

この手の、テレビやラジオの時間ずらしトリックは、推理ものではお約束ですかね。

 

ハリ
ハリ

わりとよくあるかも……。

 

金田一少年でも明智さんの昔話『学生明智健悟の事件簿』であったような。ドラマ相棒でもありましたね。あと、ちょっとケースが違うけど、ケータイ刑事だったかなぁ? ラジオの関係者全員で結託して、1人を殺すものもありました。

というかオニオンは、ここまでして自分で殺害したかったのだろうか。部下に任せておけばいいものを……。

麻薬を盗んだのは、ラディッシュ。

いくらなんでも、盗むものは考えようよ……。危険極まりない。

水原は今回も大暴れ。この先一生、彼女が暴漢相手に後れを取ることはないのでしょう。

マンゴーってぶっちゃけ、あんまりおいしくなくね? 私がちゃんとしたものを、食べたことがないだけかなぁ。


溺れる鳥

きっと無罪になりますよ。

自分で出した判決をアッサリ覆せるのは、AIのいいとこかもしれない。

 

犯人は、湯沢。

バグがバレることを恐れての犯行だった。

AIによる裁判。if世界の物語ですかね。

でももしかしたら現実世界でもいずれ、コンピューターを導入した裁判が開かれるかもしれませんね。あくまで技術が発達したら、の話ですが……。

いきなりのパラレルストーリーにじゃっかん面食らうも、まぁ前も水原がタイムスリップしたことがあったし別に問題ないか。

ドラマ相棒でも、AIによる捜査を扱った事件がありましたね。あっちも犯人は、AIに携わった人だったような……。

なんだろう、こういった事件の場合、犯人はAIに協力した側じゃないといけないルールでもあるのだろうか(笑)。

AIが誤った裁定を行った理由は、バグ。”夫婦の寝室”と”2人の部屋”を違うものとして認識していたために起こってしまった。

AIのバグを利用した検察に、法的罰則はないのだろうか。

少し意味深な終わり方をしたような気がするが、このシリーズ、この先も続くことがあるのかな。

以上、Q.E.D.証明終了。

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