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寄宿学校のジュリエット(8)

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【学園祭編②】丸流とジュリ男、ペルシアと母親。 & 【露壬雄と蓮季と晃葵】蓮季の弟。 & 【露壬雄とジュリエットとシャルトリュー】様子のおかしいペルシア。 & 【東和国編①】冬期休暇中に、ペルシアと東和国へ。


タイトル 寄宿学校のジュリエット(8)
著者 金田陽介
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2018年6月15日


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あらすじ

学園祭編②

ジュリエットと母親

丸流とのケンカが一段落し、ペルシアとの学園祭回りを楽しんでいた犬塚。マスカレードパレードに一緒に出ることを約束する。楽しみにする犬塚だが、ペルシアの母親がやって来て──。


露壬雄と蓮季と晃葵

蓮季の弟

犬塚の元にやって来た少年。それは蓮季の弟、晃葵だった。寮の見学に来た、という彼を犬塚たちは案内することに。しかしどうやら晃葵には、他に思惑があるようで──。


露壬雄とジュリエットとシャルトリュー

様子のおかしいペルシア

ペルシアに避けられた犬塚。シャルに事情を聞くと、朝から様子がおかしかったらしい。犬塚とシャルは協力し、ペルシアに探りを入れる。どうやら彼女には、深刻な悩みがあるようで──。


東和国編①

ペルシアと東和国へ

冬期休暇に入ったダリア学園。犬塚はなんと、ペルシアとともに帰郷することに。ペルシアはジュリ男の姿で犬塚邸で泊まることになるものの、屋敷にはとんでもない番犬がおり──。


—以下ネタバレ感想—

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

学園祭編②

そう……たとえ……どんな未来が待っていようと。

私達は立ち向かってみせる。

 

学園祭編、完結。

サイベルとやり合い、手李亞と打ち解けて、丸流と拳で語り、ペルシアの母親とのやり取りなど、なかなか忙しい祭りでした。

犬塚と丸流のケンカは、ぷっつんしたジュリ男の仲介で終了。

丸流がそこまで犬塚を認めていたのは、少し予想外。友達になってほしい、と自ら言い出すのはもっと予想外。

さすがツンデレの王。レックスを倒しただけのことはあります。

ジュリ男の正体を丸流が知ったとき、はたしてどういうリアクションを取るのやら。

 

ハリ
ハリ

なんやかんや、味方になってくれそう。

 

ペルシアの母親も登場。典型的なツンデレキャラです。

本音で話せない母親ですが、ペルシアは彼女の真意を見抜けない。それでいままで、どうやって生活して来たんだ(笑)。

まぁペルシアは、犬塚の真意もわかってなかったわけですが……。

謎の忠告を残して、母親は退場。そこらへんの話は、また先の話ということで。

「止まれ、露壬雄」藍瑠が怖すぎる。


露壬雄と蓮季と晃葵

最後まで……見守ろうと思う。

蓮季の幸せは……好きな人が幸せになってくれる事だから。

 

蓮季の弟、晃葵(こうぎ)登場回。

中等部の狂犬にして重度のシスコン──もとい、姉思いな少年でした。

東和刀を振り回すのも同じ、土佐を裸に剥くのも同じ、さすが姉弟。

蓮季の本音を知った晃葵。はたしてどうなることやら。


露壬雄とジュリエットとシャルトリュー

君に褒められたって私は全然、嬉しくないわぁ。

おバカさんっ。

 

1話の短編。

オチは、大方の人が読んでる途中で、だいたい予想できたのではなかろうか。

おでこのにきびは、比較的できやすいらしい。特に思春期に出てくるようだ。ちょっとしたことで発生するので、あまり気にしすぎはよくないとか。

ただ、頻繁に出てくるようならばストレスが原因かもしれない、らしい。その場合は、少し注意が必要。

扉絵のシャルがいいね。


東和国編①

いや……折角東和に来たんだし。

ジュリ男にもっと東和を知ってもらう方が大事……だな。

 

ペルシアが犬塚の家に泊まりに行くお話。

普段デートするのも周りの目を気にする2人にしては、なんとも大胆な計画。犬塚はともかく、いつものペルシアなら絶対乗らない案件でしょうね。

ペルシアにはある思惑があるのですが、それはまた次巻。

蓮季は、ジュリ男の正体を知らなかったんだっけ? 丸流はジュリ男と絡めて、ものすっごい嬉しそう。

ペルシアは甘え上戸のようで。

犬塚家の番犬、朱奈登場。

大和なでしこを地で行く女の子ですが、犬塚が女性と絡むと悪鬼羅刹と化す少女です。

蓮季と犬塚が少しふれ合っただけであの様変わり。ジュリ男の件がバレたら、人の姿を保てるのかどうか。

犬塚とペルシアが混浴するところで、次巻に続く。

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