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寄宿学校のジュリエット(11)

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【露壬雄と玲音と放課後】玲音の本性とは。 & 【露壬雄と手李亞と期末試験】試験上位を狙う犬塚。 & 【露壬雄と1年生】言う事を聞かない1年生たち。 & 【アメリアとジュリエット】ペルシアが打ち解けられない相手。 & 【露壬雄と記憶喪失①】ピュアピュアな犬塚。


タイトル 寄宿学校のジュリエット(11)
著者 金田陽介
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2018年12月17日


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あらすじ

露壬雄と1年生

苦戦する犬塚

新しい1年生を指導する立場になった犬塚。血気盛んな1年生を相手にてんてこ舞いするハメに。監督生選抜戦には1年生の投票も反映されるため、犬塚は苦戦しながらも認められようと奮戦する。そんななか、犬塚家の番犬こと朱奈が学園に編入してくる。したことのない学生生活への不安を募らせる朱奈のために犬塚は花見を計画。しかしその花見の場所が白猫と被ってしまい──。


アメリアとジュリエット

仲良くなるために

アメリア。白猫1年のリーダーにして、ペルシアの悩みの種の元凶。派手な格好をして校則を軽んじるアメリアは、まさにペルシアと真逆の性格で、どうしても2人は仲良くなれなかったのだ。「住む世界が違う」犬塚の1言である作戦を閃いたペルシアは、即座に実行する。それはペルシア自身がギャルになること。するとアメリアが、それがペルシアと気付かずに近寄ってきて──。


他露壬雄と玲音と放課後、露壬雄と手李亞と期末試験、露壬雄と記憶喪失①。


—以下ネタバレ感想—

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

露壬雄と玲音と放課後

ただのお人よし? 責任感が強いから? それとも単純なだけ?

あれこれ考察してしまうんだ。

まったく……ボクは君に興味が尽きないよ。

 

玲音、掘り下げ回。

アスキーアートを短時間で作るとは、なかなかやる。単純なものでも、意外と難しかったりするんですよね。

「2股かけているんじゃないだろうな!?」と凄む藍瑠。なんとなくだが彼には、BLEACHの朽木隊長と同じ匂いを感じる。

一戦交えた後に冗談を口ずさむようになる、イケメンお兄ちゃんキャラという意味でね。まぁ藍瑠の方は前から、ギャグパートも担当していたけど。

非道徳的行為を見逃さない玲音。味方だと心強いけど……。

はたして犬塚とペルシアの関係を知ったとき、彼女の笑顔はどう変化してしまうんだか。


露壬雄と手李亞と期末試験

さすがオレのファグ・マスター!!

オレは手李亞のファグになれて本当、幸せだよ!

 

手李亞回。

ゾンビになった犬塚に、手李亞はちゃんと水を持ってきた。よかった、彼女ならミミズを捕まえてくるくらいの典型的ボケをやりかねない。

ところで「み、水……」と苦しむ人に対してミミズを差し出すというギャグは、どこが初出なのだろう。

1学期280位だった人が、5位まで駆け上がるのはすごすぎる。そりゃスコットも嘆きますわ。


露壬雄と1年生

別にお前のままでいいって言ったんだよ。

指導係……。

 

騒がしい1年生のお話。

毎年新1年生は所かまわずケンカをおっぱじめるらしい。大人の階段を上がると気が大きくなるからね、仕方ないね。

苦戦する犬塚を横目に、蓮季と玲音は1年生を掌握。玲音の後ろにいるのは、本当に1年生なのだろうか。

朱奈が学園に編入。制服姿が似合っていていいね。

 

ハリ
ハリ

かわいいね。

 

ジュリ男は留年したことにしちゃったけど、いいのかそれは。丸流相手にもその線で、話を進めるのだろうか。というか中等部でも、留年はあるのか。

朱奈のために花見の席に残ってくれる晃葵。なかなかの”性格イケメン”じゃないですか。ただ強いだけで、リーダーをハッテいるわけではないようです。まぁあだ名をつける才能は、ちょっと足りていないようですが。

バドミントンって結構苦手。まずサーブが入らん。そして打ち返すのもムズイ。

憧れの先輩が年下に媚びへつらっていたら、幻滅するのも道理ではある。晃葵の気持ちは、大変まっとうかもしれない。

とはいえ犬塚も、意味のないいさかいは止めても、仲間のためのケンカを止めはしません。仲間を想う気持ちを、犬塚が尊重しないわけがないですからね。

犬塚、晃葵、朱奈、ペルシア、アメリアとそうそうたるメンツに睨まれたあの白猫の1年坊たち。不登校にならなきゃいいけど。

晃葵、デレるの早かったな。もう少し、引っ張るのかと思った。この後彼は、どういう立ち位置になるのだろうか。

「犬塚、信じてたのに……」犬塚とペルシアの恋人関係がバレたら、こうなるのかな?


アメリアとジュリエット

アメリもちょっとは楽しかったから……。

また遊んであげてもいーよ、ジュリ。

 

アメリア掘り下げ回。

ペルシアとアメリアはまさに水と油。性格が違いすぎて、意思疎通すらできない状態です。

聖歌がつまらないというのは、まぁ、わからなくはない。そもそも何言ってんだか、理解できないし。

ペルシアはまさかのギャル化。ギャルシアといったところか。犬塚の動揺が”!!?”によく表れている。あんまり見ないよね、この表現。

と思ってざっと見返したら、朱奈が自己紹介していたときにも使われていた。私が気付かなかっただけで、今までも結構、連発されていたのかもしれない。

エモいって、意味のないただノリで言う単語なのかと思っていたら、ちゃんと意味があったのか。

「感情が動かされた状態」「感情が高まって強く訴えかける心の動き」を表現しているらしい。

白猫を見た玲音もエモいし、犬塚に撫でられた手李亞もエモいのか。

BFFは、ベスト・フレンド・フォーエバー。永遠の親友といった意味らしい。私はホンキでわからなかった。現代の若者は、本当にこんな言葉使うのかな? ”ズッ友”はもう死語なのだろうか。

 

ハリ
ハリ

若者言葉は、移り変わりが早いよね。

 

アメリアの正体は、寮監の娘。

アメリアの性格は、厳しく育てたらグレた、という典型的な例だったようだ。

いくら寮監の気を引くためとはいえ、博物館で暴れるのは止めてあげて。館長がかわいそう。

寮監の忠告を無視して約束を果たしたことで、アメリアもようやく心を開いてくれました。晃葵の時もそうだけど、1年生がデレるのがずいぶん早いな。

「ジュリ、信じてたのに……」犬塚とペルシアの恋人関係がバレたら、こうなるのかな? ある意味最大のタブーを犯しているわけだけど、規則にルーズなアメリアだと案外こうはならないかもしれない。


露壬雄と記憶喪失①

……まさかあなたに、この言葉を言う時が来ると思わなかったわ……。

ありがとう、蓮季。

 

ラブコメではお馴染みの、主人公の記憶喪失回。

現実世界での記憶喪失は大変深刻な症状ですが、ラブコメにおいてはそうでもない。

なぜなら今までの関係を全てリセットしても、記憶がないからしょうがない、が通じますからね。メインヒロインをないがしろにしようが、サブヒロインといちゃいちゃしようが、そこまで読者に不快感を与えませんからね。

とんでもない免罪符ですよ、記憶喪失ってやつは(笑)。

ピュア塚に丸め込まれて照れる丸流。ちょろいキャラですわ。

犬塚の記憶を取り戻すため、ペルシアと蓮季が協力することに。はたして次巻、どうなってしまうのやら。

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