スポンサーリンク
マンガ

寄宿学校のジュリエット(12)

マンガ
スポンサーリンク

【露壬雄と記憶喪失②】記憶を蘇らせる方法とは。 & 【生徒集会編】公約発表演説。監督生になって何がしたいのか。 & 【玲音編】玲音の秘密。 & 【投票編】運命の投票日。犬塚の試練の時。


タイトル 寄宿学校のジュリエット(12)
著者 金田陽介
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2019年2月15日


スポンサーリンク

あらすじ

露壬雄と記憶喪失②

2人の思い出

記憶を失った犬塚を正気に戻すため、蓮季とペルシアが手を組む。ペルシアを宿敵と勘違いした犬塚を元に戻すのは容易ではない。ペルシアは2人の共通の思い出の場所を辿る事にして──。


生徒集会編

公約発表演説

選挙まで残り1週間。全校生徒の前で「監督生になって何がしたいのか」を発表する重要な場所である、生徒集会が開かれる。犬塚はカンペを作って挑もうとしていたのだが……。


玲音編

隠し通して来た秘密

玲音のいとこに会った犬塚は誕生日会の準備を手伝う事に。「君はボクの敵だ」誕生日会の最中、犬塚と玲音はケンカ別れしてしまう。犬塚はいとこから、彼女の秘密を聞かされる事になり──。


投票編

試練の時

運命の投票の日。独特の雰囲気が漂う中、会場の様子が少しおかしい。立会人の先生が誰1人やって来ないのだ。実は裏で玲音が、犬塚とペルシアをハメるためのを仕掛けており──。


—以下ネタバレ感想—

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

露壬雄と記憶喪失②

あなたを好きになってよかった。

私の方こそ……ありがとう”露壬雄”!

 

犬塚記憶喪失編、続き。

蓮季とペルシアがタッグを組むという珍しいストーリーでした。

いちいち日記をつける犬塚は、どこまで乙女なんだ(笑)。まぁ彼らしいといえばそうかもしれませんが。

その日記を見たペルシアが、犬塚への逆告白。1巻の逆バージョンという事で、なんとも感慨深い。

こういっては情緒もくそもないけど、体育祭のあの出来事的に、おっぱいでも揉ませておけば1発で記憶が戻ったのではなかろうか。


生徒集会編

オレ達で決めよう。

オレ達の学園なんだから。

 

朱奈との、ポスター作製編。

何をやってもあっちの筋の人に見えちゃう犬塚に笑った。わざわざ水着にまでなってくれる朱奈。犬塚がお願いしたら、マジでなんでもやってくれそう。

いじわるしてきた白猫を撃退したことで、向こうにも朱奈の武勇が轟きましたとさ。

ちなみに「変な選挙ポスター」で検索すると、面白い物がたくさん出てきて興味深いですよ。

演説編。

白猫側の候補生の熱い演説に触発され、用意していた平凡な言葉を捨てる犬塚。こういう展開好き。ペルシアはともかく、スコットとアビもちゃんと考えてるのね。

蓮季は親しみやすい監督生を目指すという。大変彼女らしいけど、執務室を団欒の場所にする事に抵抗がある人がいるようですが……(笑)。

異質だったのはやはり、玲音の演説。白と黒の完全なる分断を掲げる彼女に、賛同する生徒がいっぱいいましたね。彼女の真の狙いを知らずに盛り上がってる白猫には、わずかながら憐憫の情を覚えなくもない。

犬塚は”学園ルールの見直し”の提唱。学園をよりよくするため、自分たちでルールを作るというものでした。みんなが感心している中、1人微笑む玲音が怖い。


玲音編

なら君はボクの敵だ。

 

色々属性がもりもりだった玲音でしたが、新たに所帯じみた女性、訛りキャラ、ハーフが追加。どこまで設定を盛りまくるつもりなんや……。もう数え役満ですよ。

隠していた秘密というのは、母親がウェスト人だという事。元々は母親と同じ、赤髪だったそうだ。

ウェストと東和の悲劇の例に漏れず、母親はウェストに強制送還された上で公爵家に嫁として出されてしまっていたと。そりゃ、玲音の性格も捻じ曲がるわけだわ。

血圧上昇は交感神経が関わっていて、ストレスを感じると交感神経を強く刺激する。よってストレスを感じると血圧が上がるのは正常。

でも血圧が上がっても、血は噴き出ないと思う(笑)。そんなんで出血してたら、圧迫面接会場が血だまりになってしまう。

「お前だって幸せになっていい」という犬塚の玲音に対する思いは届くのかどうか。


投票編

ここにいる全員を騙して、敵対する国の人間に寝返った……。

裏切り者だよ。

 

ジュリ男、黒犬寮編。

留年設定は残っていたのか。なーなーで流すのかと思ってた。

半分は丸流が主役だったかな。はたしてジュリ男の正体を知ったとき、丸流はどうなるんだろうね。

 

ハリ
ハリ

ケンカしないでほしいな……。

 

選挙投票編。

意外と早くバレるのね、というのが第1の感想だった。なんやかんや話の終盤の方まで引っ張るのかと思ったら、意外や意外。

いやもしかしたら、最終回が近いのかな? 展開的にはまだまだ続きそうだけどね。人気がなくて途中打ち切りというわけではないだろうし。

信任か不信任かの投票は、私も学生時代やったなぁ。候補者最低人数しかいなかったから形骸化してたけどね。というか、生徒会選挙が活発で有名な学校ってあるのかな?

玲音の策謀により、会場は乱闘会場に。唾がかかったから、という理由で殴りかかるその様はチンピラそのもの。大丈夫か、この学園。

ここまでの騒ぎになった以上、ふわふわな決着ではなく、きっちりとした解決をしてほしいところ。アプリで続きを読めるらしいけど、よくわからないので3か月後を楽しみに待つ事にします。

⑬へ

スポンサーリンク
ウエスト記伝

コメント欄