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C.M.B.森羅博物館の事件目録(6)

マンガ
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【カノポスの壺】エジプトで巻き起こる連続殺人事件。切り取られた内臓に秘められた謎とは。


タイトル C.M.B.森羅博物館の事件目録(6)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2007年9月14日


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あらすじ

カノポスの壺

ピラミッドパワー

エジプトの博物館で、拳銃による殺人事件が発生する。その流れ弾に当たり、森羅の母親が寄贈した発掘品が破損してしまった。その報告を受けた森羅は、七瀬を連れてエジプトへ飛ぶ。博物館で殺されたピーターは、腹を割かれ肝臓を取り出されていた。猟奇的な殺人事件だったが、この1件だけでは終わらなかった。エジプトのあちこちで、内臓を持ち出された死体が発見され──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

カノポスの壺

人は死んだら絶対に生き返らない。

母さんはそう教えてくれた!!

 

犯人は、トッド。

ファラオとなって復活するための犯行だった。

エジプトを舞台にした、まるまる1巻を使った壮大な事件でした。

様々のピラミッドが登場しました。

ギザの三大ピラミッド
エジプトのギザに建設された、世界の七不思議で唯一現存する建造物。
屈折ピラミッド
古王国時代第4王朝のファラオでクフ王の父でもあるスネフェル王のピラミッド。

現存するピラミッドは118程度あるとか。

ピラミッドの前で侍が写真を撮っていたという、冗談のような本当の話もあるんですよね。池田長発(いけだながおき)という方が率いた池田隊の人たちだとか。

個人的にピラミッドといえば、スーパーマリオ64の砂漠ステージにあるやつかなぁ。中央に目玉の付いた、石の手と戦うんですよね。

ピラミッドが1番多くある国はもちろんエジプト──ではないそうで。スーダンの方が、たくさんあるとか。

 

ハリ
ハリ

ちょっと意外……。

 

日本にもピラミッドがある説、もあるらしいですよ。

トッドの犯行の動機は、だいぶ狂気じみていましたね。

5つの部分に分かれ現代に蘇ってしまったから、1つに統一し生き返ろうとするとか。一般人の脳みそしかない私には、理解不能。

まぁ猟奇じみたその言動によって、だいぶ印象に残っている犯人ではありますが。

電波的発言に見えた「クヌム神に守られし者」という言葉が、結構重要なものだったのはいいね。さりげない伏線は好き。

トリックは、犯人の入れ替わり。

トッド自身はアリバイを確保し、他の者に殺人を犯させるトリックでした。

単純だけど、こんな猟奇的な殺人が複数犯だとはあまり考えられない。ある意味、盲点をついているかもしれない。

森羅のいとこ、燈馬も登場しました。

燈馬と水原は姉妹作『Q.E.D.』シリーズの主人公とヒロイン。動植物や古代遺産ものの多いこちらとは違い、向こうは数理論を利用したお話が結構ありますね。

七瀬と水原の、砂漠での戦い。なんだろう、この2人は無双シリーズの出演でも狙っているのだろうか? どんだけ強いんだ。

日本のへそのモニュメントを、4000年後の人たちが掘り起こしたらどうなるのだろう。本当に『へそ信仰があった』と誤解されそうでこわい。

たかだか数百年前に起きた本能寺の変の動機が定かでなかったり、聖徳太子の名前が教科書から消えたりと、歴史なんてどう伝わるかわかったものではないですからねぇ。

昔より記憶媒体は発達しているとはいえ、今主流のDVDやBDが4000年後に使えるとは思えませんしね。

死んでみろと暴言を吐いたり、犯人に1撃を食らわせたりと、いつもの森羅らしからぬ行動を取っていますが……。

大切な母親を侮辱され、大事な発掘品を破損させられたとあっては、当然の行動でしょうね。

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