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C.M.B.森羅博物館の事件目録(7)

マンガ
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【飛蝗】バッタの大群と、絶滅危惧種の鳥。 & 【鉄の扉】300kgの扉で閉ざされた部屋から見つかった死体。 & 【イン・ザ・市民プール】市民プールで起こる事件の数々。 & 【ザ・ターク】考えるからくり人形。


タイトル C.M.B.森羅博物館の事件目録(7)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2008年2月15日


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あらすじ

飛蝗

蝗害の発生

G県で発生した大量のバッタ。強力な殺虫剤を散布するかどうかで揉める県民たち。そんな折、森の中で色鮮やかな鳥を子供たちが発見する。相談を受けた森羅がその森へ行くと──。


鉄の扉

旧日本軍の研究所

マウに誘われ、とある防空壕にやって来た森羅たち。奥へ進むと、とても1人では開けられない重い扉があった。3人がかりで扉を必死に開けると、中の部屋には衰弱死した死体があり──。


イン・ザ・市民プール

とっておきの場所

市民プールは七瀬にとって憩いの場所だった。しかし最近、そこに喧噪をもたらす者たちが現れる。消えたチケット、飛ぶゲンゴロウ、目障りな横槍。森羅がそれらの謎に挑み──。


ザ・ターク

自分で考えるからくり人形

自動でチェスを指す人形、ザ・ターク。森羅はその人形とチェスで勝負することに。そのザ・タークのお披露目の最中、盗難事件が発生する。主催者は森羅に、事件を解決するように迫り──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

飛蝗

だって本当に大切なものは、それと気付かないまま失くすことがほとんどだ。

そして失ったことにすら気付かない……。

 

特に犯人はいないお話。

蝗害がピックアップされました。

蝗害
こうがい。バッタやウンカなどが大量発生し、農作物や周辺の生態系に多大な悪影響を与える災害。

バッタは、環境によって色を変えるらしい。

孤独相・群生相
孤独相・・・バッタが広い場所で1匹だと緑になる状態。
群生相・・・バッタが狭い場所で密集すると茶色になる状態。

あまり虫が好きではない私からしたら、蝗害とか悪夢でしかない。

もっとも日本では、限定的な時代・地域でしか発生しないそうだ。

見つかった鳥は、ヤイロチョウだった。

ヤイロチョウ
鳥綱スズメ目ヤイロチョウ科ヤイロチョウ属に分類される鳥類。日本やインドネシアなどに分布する。絶滅危惧種。

大変美しい鳥らしい。子供からの断片的な情報で、鳥の正体を見抜いた森羅はさすが。

マンガ的な出来事とはいえ、議員が悪役すぎる(笑)。


鉄の扉

マウなりに商売の仁義もあるし、簡単には言えないんでしょ。

それでも教えてくれたのは、森羅を怒らせたくなかったのかもね。

 

犯人は、小沼。

データを盗んだのがバレそうになっての犯行だった。

推理物ではおなじみ、旧日本軍関連の事件。

マウの誘いに乗って防空壕に足を運んだ森羅。いつもの例にもれず、事件に遭遇します。

マウが隠し持っていたのは、ガイガーカウンターでした。

ガイガーカウンター
放射線を測る機械。

記憶が定かじゃないけど、私が最初にガイガーカウンターの存在を知ったのは、このお話だったような気がする。

重い扉を開ける方法は、モーターの振動。

本当にこれは可能なのかな? ぜひともテレビ番組で実際にやってもらいたいものだ。

 

ハリ
ハリ

私でもできるのかな?

 

遺書の隠し場所は、単純だけど確実に残せる場所。私が被害者と同じ立場に置かれたら、マネさせてもらおう。

マオは約束通り、仏像の盗難ルートを森羅に教えました。なんやかんや、森羅を敵には回したくないようですね。


イン・ザ・市民プール

とっておきの場所は、他人には教えないに限る。

 

特に犯人はいないお話、その2。

場所が場所だけに、水着のサービスカットが多数。

1つの場所でいくつかの事件が起きるのは、『Q.E.D.』シリーズ含め、ときどき登場しますね。

ゲンゴロウが飛んでくる事件が発生します。

ゲンゴロウ
コンチュウ目ゲンゴロウ科。肉食の昆虫で、オタマジャクシなどを食べる。

ゲンゴロウを投げていた少年は、水に浮いて隠れていた。

んん? それで誰からも発見されないなんて、ありえるのだろうか。

水の中からは見えにくいかもしれないが、上から見たら丸見えじゃないのか? 実際やってみたら、目では確認しにくいものなのかな?

チケットは、本に挟まっていた。

ちょっとしたうっかりミスでした。

実は私も本を返却するとき、図書館のカードも一緒に返却ポストに落としたことがありました。あのときは焦ったなぁ……。まぁすぐに見つかったんでよかったですが。

50mは、息継ぎなしでは泳げない。

何度も登場し意味ありげなおじさんでしたが、そんな無謀な挑戦を繰り返しているだけでした。意外と水泳の得意な私ですが、50mはさすがに無理だな。25mは余裕で潜水できましたけどね。


ザ・ターク

からくり人形も仕掛けを隠し、謎であることが命なんだ。

 

犯人は、ジムとユーリ(と覆面男)。

ザ・タークを利用して、実行犯を隠したのだった。

人形の特性を利用しての犯行でした。

出てきた人形は、ザ・ターク。

ザ・ターク
トルコ人。18世紀後半に作られたチェスを指す人形。相手の手に合わせて駒を動かすことができる、考える人形として有名。

トリックはいたって明快ですが、長い間バレなかったらしい。ザ・タークに関する多くの本や論文も発表されたとか。

まぁ現代なら即バレかもしれませんが、当時としては本当に珍しかったのでしょうね。

チェスって1試合に2時間前後かかるみたいだけど、中に入る人は大変だっただろうに。よーやりますわ。

盗みの実行犯は、ザ・タークの中に隠れていた。

人形の特徴を最大限に利用したトリックはいいね。

ガラスにへばりつく真っ黒な犯人はシュール。いや、怪しすぎるでしょ。警備員は何をしていたんだか。

何気ない行動から、犯人を看破した森羅はお見事。

とはいえ人形をもう1体要求するのは、図々しすぎる(笑)。

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