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C.M.B.森羅博物館の事件目録(3)

マンガ
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【失われたレリーフ】指輪をかけた勝負。レリーフの欠けた部分の秘密。 & 【都市伝説】学校内で噂される都市伝説は、誰が流したのか。


タイトル C.M.B.森羅博物館の事件目録(3)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2006年8月17日


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あらすじ

失われたレリーフ

狙われた指輪

森羅の持つC.M.B.の指輪は、絶大な効力をもたらす魔法の道具。研究者は誰もが、その指輪を欲しがった。ベントレー博士もその1人。「私が勝てば、指輪をもらう」ベントレーは森羅に勝負を挑む。勝負の内容はレリーフの捜索。密輸されそうになったレリーフを押収したのだが、復元すると一部分が欠けてしまっていた。この足りない部分を先に見つけたほうが勝ちという勝負で──。


都市伝説

奇怪な噂

森羅の通う学校に、妙な話が流れていた。いわゆる、都市伝説というやつだ。『山奥に捨てられた死体』『竹藪に捨てられた死体』『柳の枝に打たれてた死体』。不気味なものばかりだが、それを聞いた森羅は、もう1つあるかもと推察した。噂の出所を調べた七瀬は、とある楽器店にたどり着く。噂を流していた楽器店の主人を尾行すると、ホームセンターでノコギリを買っており──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

失われたレリーフ

指輪の力は無限じゃないよ。

だってこの世界が全部入る容れ物なんてないんだから。

 

欠けた部分は、最初からなかった。

復元の仕方が間違っていたのだ。

指輪を巡る勝負の話。

学術研究の資金は無尽蔵に支給され、あらゆる研究機関へのアクセスを可能にする指輪の効果は絶大。

指輪を欲しがる人物が森羅の前に現れるのは、当然と言えばそうでしょうか。今まで無事だったのが、不思議なくらいかもしれません。

カール・リンネという人物が話題になりました。

カール・リンネ
16世紀のスウェーデンの博物学者、生物学者、植物学者。博物学を最初に体系化した人。「分類学の父」と称される。

なんというか、すごい髪の毛してますよね。あの髪型、なんていうんだろう。

レリーフが欠けていたのは、復元のミス。

パズル的な問題でした。よくできています。人の顔がちょっと怖い。森羅はこれを、一瞬で見破ったのか……。さすが指輪の持ち主。観察力が段違いですね。

というか、よくまぁあんな間違った形にうまくハマったものです。

古代アステカ人は、毎日1人、生贄を捧げていたらしい。そりゃ、スペイン人じゃなくても嫌悪しますわ。

いくら抵抗しなかったとはいえ、30万人が900人に滅ぼされるというのもすごい話ですね。

いけ好かない男として登場したベントレーでしたが、引き際はしっかりしていました。七瀬の1言で大事な像も返してもらって、よかったよかった。

あだ名の”ションベンタレ”は言いえて妙ですが、ちょっとかわいそう……。リンダは笑っていたけれど、ベントレーに意味は通じたのだろうか。まぁ、博識の彼だから分かったとは思うけれど。

どうやらベントレーは胃腸が弱いらしい。専属料理人のリンダは世界中に連れていかれて、大変でしょうね。その分、給料はいいのでしょうがね。

大事な指輪でも、七瀬には預けられる森羅。彼女への信頼の高さがうかがえます。

絶大な力を持つ指輪。その所有者は、慎重に選ばれなくてはならない。そういう意味で森羅は、託すのに最高の相手なのでしょう。濫用はしないでしょうしね。

スクロトゥムフマヌムは、人の金玉という意味らしい。人生で1回も使わない豆知識だと思う。


都市伝説

不思議だなぁ。

ウチは元々入場無料なのに。無料券配っただけで人が来てくれるなんて。

 

都市伝説の流布は、ある女性に連絡するため。

普通の方法では連絡ができなかったのだ。

2話目も、人が死なないミステリーでした。

いくらなんでも周りくどすぎないかと思わなくもないですが……。そこはまぁ、当人同士しかわからない何かがあるのでしょう。

都市伝説の秘密は、童謡『かなりや』。

かなりや
日本の童謡。作詞は西條八十、作曲は成田為三。

ぶっちゃけ、あまり聞いたことがない。

歌詞がちょっと怖すぎませんかねぇ。まぁ、てるてる坊主とかも歌詞が恐ろしかったりしますけどね。

都市伝説とか学校七不思議とか、学生時代に耳にしたことなかったなぁ。やっぱ創作世界でしか存在しないのだろうか。

森羅は定食屋でご飯を食べているらしい。店の名前は『かなりや』。さりげなく伏線を張っています。

都市伝説の死体、なんでいちいち骨がリアルなんだ(笑)。森の深奥であんなもん実際に見たら、失神すると思うわ。

 

ハリ
ハリ

怖い……。

 

何度も森羅に突っかかってくるクラスメイト。名前は横槍。そのネーミングは、さすがにあんまりだと思う。

ノコギリを持ってたたずみスゴむご主人は、どう見ても殺人犯です。

元々無料だけど、来客がなかった博物館。無料券を配ったら来てくれるようになりました。お得感があると、人間は行動してしまうものなのです。七瀬の入れ知恵だそうですが……。銭湯で同じようなことをやっているのでしょうか。

なかなか大人の雰囲気を漂わせたラストは印象的ですね。

友人との付き合い方がよくわかっていない森羅。彼の学生生活は、これからだから大丈夫でしょう。

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