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Q.E.D.証明終了(50)

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【観測】ダークマターの観測。研究を妨害するのは誰だ。 & 【脱出】謎の人物が開催したエスケープゲーム。16年前の事件との関連性とは。


タイトル Q.E.D.証明終了(50)
著者 加藤元浩
レーベル 講談社コミックス
初版発行 2015年2月17日


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あらすじ

観測

未知の物質、ダークマター

燈馬のMIT時代の同級生、サリー。彼女は今、ヘリウムの冷却装置などの実験観測装置を造る会社を経営していた。最近、ダークマターの研究施設に対し、何者かが何度も妨害行為を働いているらしい。そしてその目的は、サリー個人であるようだった。彼女に呼ばれた燈馬は、一連の事件の捜査を開始。警備が厳重な施設に入り込める人物に、燈馬は心当たりがあり──。


脱出

16年前の事件

水原の元に謎の依頼が舞い込む。指示通りにエスケープゲームを開催すれば、20万円の報酬を与えるというのだ。級友にも手伝ってもらい、ゲームは無事に開始される。しかし主催者がいつまで経っても現れない。ゲームの進行自体は、燈馬のおかげでなんとかなっていた。ゲームの終盤、ある密室へとたどり着く一同。それは16年前、実際にあった事件とリンクしており──。


—以下ネタバレ感想—

犯人、トリックについても言及しています。

ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。

観測

私のわからないことをやっていてもちっとも偉くないのよ。

 

犯人は、ノラ・ブライス。

サリーに今の仕事を辞めさせるためのいやがらせだった。

自分の言う通りにしないと気にくわない、自分勝手な母親の犯行でした。

「でも母さんは、あなたのやっていることが理解できないの」

そりゃ私もダークマターとかLHCとか言われても理解はできないけれども……。だからといって妨害工作をしてまで、娘の仕事を奪おうとするかねぇ。

ダークマター
暗黒物質。質量はあるけど、見ることができない謎の物質。
LHC
大型ハドロン衝突型加速器。ヨーロッパにある、世界最大の加速器。

ノラの言う立派な人間とは、娘の仕事の妨害し傷つける人間のことなのだろうか。上から人に指示できる人間が、最も高尚な人間だと本気で思ってそう。

でもサリーの功績が世界に認められた瞬間手のひらを返して、”ずっと娘を応援してました”とかほざくタイプなんでしょうね。

施設内でのトリックは、人物のなりかわり。

ライト2つ持って演技すること自体は容易かもしれないけれど、だいぶ綱渡りなトリックかもしれない。心臓ばくばくものですよ。近づかれたら一巻の終わり。

まぁトリックにツッコみどころがあろうと、黒幕であるノラには関係ないかもしれない。どうせダイムのことなんて、虫けらにしか思ってないだろうし。

実行犯がダイムというのは、結構、意表をついているかもしれない。最初の数ページだけの顔見せだし、どうみてもモブキャラだし。まぁモブキャラに名前の紹介があるという意味では、感づく人は多いかも。

ロケットの打ち上げは、大変危険なものらしい。燃料は猛毒で、爆発すれば被害は甚大。

ブラックジャックではロケットだかミサイルだかを発射して、周囲にかまいたちが発生していたなぁ。あれは現実では起こりえないんだっけかな。

MIT時代の同級生の女子、という立ち位置にいるサリー。そういう意味で気になるのは、燈馬との恋事情です。

燈馬の方にはそんな感情はなさそうですが、サリーにとってはそうでもなかったみたいですね。

 

ハリ
ハリ

まぁ、燈馬くんはそうだよね……。

 

数あるQ.E.D.のラストシーンの中でも、トップクラスに意味深な終わり方をしています。ロケットの音でかき消された、サリーの言葉とは何だったんでしょうねぇ。


脱出

もぉいい!!

私が言う通りにやりなさい!!

 

犯人は、真黒。

16年前の事件を解決するために、(事前準備がとても大変な)当時の再現をしたお話でした。

20万がポストに投函されていたとはいえ、私だったらエスケープゲームを開催したりしないと思う。絶対、犯罪に巻き込まれる匂いしかしない。

私みたいな小心者と違って、水原の行動力には驚嘆させられる。同級生は5000円の報酬があるからまだいいけど、燈馬はいつものごとくタダ働き(笑)。まぁ彼は特許で生活してるから、5000円なんてはした金かもしれないか。

脱出トリックは、力業。

女の力で丸太1本持ち上げるのは、結構大変じゃないかな。あんな見た目だけど、筋肉はムキムキだったりするのだろうか。

最初の過去回想の時、石清水の足元に丸太が転がってないのが少し気になる。真黒が使ったものが、落ちてるはずでは?

こういう脱出ものとしてぱっと思い浮かぶのは、金田一少年の事件簿『ゲームの館殺人事件』かなぁ。内容はだいぶ違うけどね。

「1週間前に作った通路と違う気がする」と燈馬は言っていました。石清水と佐波の2人で作り直したのかな。

犯人の独白がなかったけど、動機は何だったんだろう。不正経理に関する口封じだったのかな。


Q.E.D.証明終了は、この巻で50巻を迎えました。

連載されていた『月間少年マガジン+』が休刊になってしまったため、このシリーズはいったん、終了となります。

まぁすぐに『少年マガジンR』での連載が始まるんですけどね。タイトルは『Q.E.D. iff ―証明終了―』です。

引き続き、そちらの感想も書きたいと思っております。

以上、Q.E.D.証明終了。

iff

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