江戸の平穏を守っていた仕事人たち。
〇〇奉行以外にも、いっぱい仕事がありました。
(簡易紹介記事)
タイトル | お江戸の役人 面白なんでも事典 |
著者 | 中江克己 |
発行者 | 安藤卓 |
初版発行 | 2010年10月18日 |
お江戸の役人の名前、知ってますか?
「老中」は学校で習いましたね。寛政の改革の松平定信や、天保の改革の水野忠邦などが有名です。現代でいう総理大臣のような立場で、4~5人が就き、交代制で担当していました。
他に一般的に名前が知られているのは、勘定奉行、お庭番、岡っ引きなどでしょうか。
でもそれぞれ、一体どんな仕事をしていたのか、ちゃんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。
ちなみに勘定奉行は財政担当役職、お庭番は隠密役職でスパイをし、岡っ引きは役人の手先です。
マコ
わたしは、勘定奉行になりたい。お金が好きだから。
マイナーよりだけど興味深い役職がいっぱい
将軍の秘書「側用人(そばようにん)」、将軍の家庭教師「儒者(じゅしゃ)」、重罪人を取りしまる「火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)」、天文の熟練者「天文方」などなど、多種多様なお仕事が江戸にはありました
怖そうなものには「首斬り役人」、というものがありました(正式名称ではなく俗称だそうですが)。罪人となった者の首を、斬り続けたそうです。
本書では
まだまだたくさんのお役所が紹介されています。また江戸の役人事情に関する豆知識も収録。
少し興味がある人は、本書で調べてみるのも面白いかもしれません。
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中江 克己 PHP研究所 2010-10
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