超長期連載のマリオマンガ。知らない人の方が少ないかもしれない。
私が子供のころから、ずっと掲載され続けていますね。
タイトル | スーパーマリオくん |
著者 | 沢田ユキオ |
レーベル | てんとう虫コミックス |
初版発行 | 1991年8月25日 |
どんな作品?
月間コロコロコミックを代表する、マリオを題材にしたマンガ作品です。
コロコロ派の人は当然ながら、そうでない人もその存在は知っているのではないでしょうか。
あと数年で、連載30周年に到達します。息の長い作品です。
いい意味で変わらない作風
ご存知の通り、マリオといえば各種スポーツのスペシャリストであり、また、ひとたび激しいバトルに参戦したならば、オールラウンダーとして獅子奮迅の活躍をします。
勇猛果敢で、とてもかっこいいですね。
ゲームでも、マリオは使いやすくていいよね。
このマンガのマリオもかっこいい──のですが、この作品の彼はどちらかというとギャグ方向に振り切れています。そりゃもう振り切れています。
各話に1回はある変顔、登場人物が(物理的にも)こおりつくおやじギャグの雨あられ、おしりに刺さるトゲ、そしてうんこ。
いつまでも(いい意味で)変わらない、そんなある種の安心感さえある作品です。
思い出深い作品
私がまだ小学生だったころです。母親が遠出する際、私に向かって、「1人じゃ恥ずかしいから一緒についてきて」という場面が何回かありました。
出不精だった私は、正直断りたかったのですが、「何か買ってあげるから」という甘い誘惑につられ、母親と出かけることが多々ありました。
もうお察しかもしれませんが、そうです。母親についていく報酬として、私は大量のスーパーマリオくんを買ってもらったのです。1回につき、6冊くらいいっきに買ってもらえました(笑)。
また、子供会かなにかでキャンプに行ったとき、友だちが持ってきたスーパーマリオくん6巻を一緒に読んで、ゲラゲラ笑っていた記憶も鮮明に残っています。
カメックがマリオをたおすため、ハナチャンをバトラハナチャンに改造する場面。バトラハナチャンが暴れまわって手がつけられなくなってしまうのですが、おなかをすかせたクッパが冷静に、「ラーメンにチャーハン、それとギョーザもお願いねっ!」と、バトラハナチャンに出前を注文するシーンがとても面白かったです。
キャンプの就寝前に、読むものではなかったかもしれませんね(笑)。
どうぞ末永く……
この記事を書いている時点で、53巻まで発売されているそうです。実は私、全部買ってます(笑)。11巻だけカバーを失くしてしまって、むき出し状態になってますが……。
これからも、変わらないマリオのギャグで、子供たちを笑顔にし続けてほしいと願うばかりです。
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