サイトルール

注  意  事  項


書物感想の執筆に関して

マンガや小説の紹介または感想を執筆するうえで、気をつけなければならないことがあります。

それは、翻案権です。

翻案権

著作権の支分権の一つであり、著作物を独占排他的に翻案する権利をいう。

翻案とは、既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的な表現形式を変更して新たな著作物を創作する行為であると解されている。翻案の例としては、小説を映画化やゲーム化する行為、一話完結形式の漫画の連載において同一のキャラクターを用いて新たな続編を創作する行為などが挙げられる。翻案権は独占排他権であるから、翻案権者に無断で著作物を翻案する行為は、原則として翻案権の侵害となる。(wikiより引用)

簡単に言うと、詳細なあらすじ掲載をしてはいけないということです。

内容をただ羅列するようなことをすると、翻案権の侵害にあたる恐れがあります。訴えられたらまず勝てません。

本の感想を書くうえでも、一から十まで内容を明記して、著作物を実際に見ていないサイト訪問者書物を読む必要がない状態にする事態も避けなくてはなりません。


ただ、何も書いてはいけない、ということもなく、

  • あらすじは数行にまとめる。
  • 感想は読書感想文のような形にして、感想を主体に、著作内容は数行にしてまとめる。

こうすることで、翻案権侵害を避けることができます。


当サイトでは(最重要)

このサイトでは、以下のルールを規定して執筆するように心がけています。

あらすじに関しまして

  • 1巻につき、あらすじは4行以下にする。
  • 1巻につき2話収録されている場合、それぞれにつき、あらすじを4行以下にする。
  • 1巻につき複数の話が収録されている場合、2話をピックアップしてあらすじを4行以下にする。または、すべての短編において、あらすじを2行以下にする。
  • あらすじで、本の内容をすべて記述しない。

あらすじが4行以下なら翻案権を絶対に侵害しないという法的根拠はありません。私が勝手に決めた、当サイトにおけるルールです。この記事を見て、「4行以下なら翻案権侵害の心配はないのか」と断定しないでください。すべては、権利者様の判断しだいです。

感想に関しまして

  • 内容を羅列するだけで終わらず、自分の感想を混ぜるようにする。
  • 内容を書き過ぎない。ある程度は、吟味して掲載する。
  • できるだけ感想が主体になるように工夫する。
  • 読者が不快になるような表現は極力使わない。

たとえ感想という形を取っていようが、詳細なあらすじだけの掲載は翻案権の侵害にあたる可能性があります。内容を羅列しただけではいけません。必ず、それ以外の文章を織り交ぜるようにします。

紹介に関しまして

  • 複数の巻が出ている書物に関しては、1巻は、その本の紹介という形を取っています。1巻のみ、専用のタグがついています(マンガ最初、ラノベ最初、小説最初など)。
  • 本の紹介に関しても、翻案権を侵害しないように心がけます。

著者様、出版社様、ASP様等、関係者各位に迷惑のかかるようなことは絶対にあってはならないので、上記のルールは忘れずに執筆に挑むようにしています。


経緯の説明

私がブログを始めたのが、2018年11月でした。

右も左もわからず、ブログ内容もふんわりとしか決めていない段階です。

とりあえず、本の紹介や感想でも書いてみようかなぁと思い、いろいろな本に関しての文章を執筆していました。

その際、あまり法律のことは考えておらず、詳細なあらすじとともに、感想を記事としてあげていました。

しばらくして、とあるASP様の方から、ありがたくもご指摘をいただきました。

「詳細なあらすじ掲載は、翻案権の侵害になる恐れがあるからダメだよ」と。

恥ずかしながら、翻案権ってなんだ? という情けない状態だった私はネットで検索し驚きました。詳細なあらすじ掲載は、認められていないということに。

普通に考えれば、権利者でもない、しかも無料で見れる1ブログで、本(他の著作物でも)の内容をびっしり書いていいわけがないのですが、当時の私はそのことを失念しておりました。

ASP様の方からご指摘していただかなければどうなっていたことか、と思うとぞっとします。

その経験を踏まえ、上記のようなサイトルールを設けました。


ゲームの画像について

当サイトではブラウザゲームの画像を、ゲーム画面より引用しています。

ゲームに関する著作権は全て、著作者様側に帰属しております。

画像の転載や流用はしないようにお願いいたします。

権利者様から警告や削除要請が来た場合、気づき次第、すみやかに対処いたします。


対応について

例え独自ルールを順守していようが、関係者様から「それは権利の侵害だ」と言われれば、それは権利の侵害となります。

そのような指摘は受けないことが大前提ですが、もしかしたらまた、権利の侵害が危うい記事を書いてしまう恐れが0ではありません。

当サイトではそのような事態になった場合、すみやかに記事を修正、または削除いたします。

読者の皆様にも、ご理解の方、よろしくお願いいたします。

平成30年12月17日 策定