日本人あるある本。
(簡易紹介記事)
タイトル | しぐさから読みとく日本人の不思議 |
著者 | 素朴な疑問探究会 |
発行者 | 小野寺優 |
出版社 | 河出書房新社 |
初版発行 | 2013年9月1日 |
日本独自のスタイル
何かにつけてすぐ頭を下げる日本人は、海外の人には奇異にうつるそうですね。
目が合ったら会釈だけして通り過ぎたり、電話中目の前に相手がいないのにへこへこしたりする行動が、めずらしい光景に見えるとか。
写真をとるとき日本ではピースサインをすることが多いです。海外でもまったくやらないわけではないそうですが、場所によっては挑発サインになりかねないので注意が必要ですね。
ギリシャでピースサインすると、相手を侮蔑するしぐさ扱いされるそうですよ。
「こっちにおいで」、のハンドサインといえばどんな動きをするでしょうか。
手を前に出して手首を上下に動かす人がほとんどじゃないでしょうか。
このサイン、アメリカとかだと逆に「あっちいけ」と逆の意味にとらえられかねないので、もし海外旅行に行くときは意識しておかねばならないことです。
マコ
親指と人差し指をくっつけるサイン。日本ではお金を表すけど、ブラジルでやってはいけないぞ!
身体の簡単な動き1つとっても、日本と海外では文化の違いが出てきます。
そこにマナー、作法、習慣まで加わったらどうでしょう。日本と外国とでどんな違いがあるのか、気になりませんか?
本書には
さまざまな場面における日本人あるあるが記述されています。
①「あいさつ」に込められた私たちの流儀
②ユニークな動作から国民性が浮かび上がる
③マナーや好みに秘められた食の文化
④外国人が不思議がる、何げない振る舞いの秘密
⑤世界でも類を見ない作法が定着した謎
⑥日本人ならではの「美意識」に迫る
⑦暮らしの知恵から生まれた習慣
と大きく分けられ、それぞれの章にあてはまる話が多岐にわたって書かれています。
雑学が好きな人や、海外との違いに興味のある人は、本書に目を通してみてはいかがでしょうか。
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