【誕生日編②】2人は無事、誕生日を祝うことができるのか。 & 【露壬雄と手李亞】監督生の仕事とは。 & 【海編①】灯台に取り残された露壬雄たち。
タイトル | 寄宿学校のジュリエット(4) |
著者 | 金田陽介 |
レーベル | 講談社コミックス |
初版発行 | 2017年2月9日 |
寄宿学校のジュリエット(4) https://t.co/a9R45h9mLw
— ウエスト記伝 (@west_kiden) January 19, 2019
あらすじ
誕生日編②
誕生日会は死闘へ
ペルシアに拒絶され意気消沈の犬塚だったが、蓮季に励まされ奮起。白猫寮で行われるペルシアの誕生会に突撃を敢行する。黒犬総出によるパイ投げで、会をめちゃくちゃにすることに成功。しかし藍瑠が静止に入り、黒犬は制圧されてしまう。「内通相手はペルシアか」しかも藍瑠に2人の仲がバレそうになり大ピンチに。身の潔白を証明するため、2人は真剣による決闘を実行して──。
露壬雄と手李亞
監督生とは
「オレは監督生になる」学校を変えるため、犬塚はそうペルシアに誓った。手始めにファグ・ボーイと呼ばれる、監督生の補佐係に就くことに。志願先は、手李亞。彼女に付き従うことで、犬塚は監督生の大変さを痛感することに。さらに手李亞には、なにやら悩み事が。優秀な姉と比べ自分の能力の低さを気にしているようだった。それは犬塚にも身に覚えがあることで──。
他、海編。
—以下ネタバレ感想—
ぜひ実際読んでから、スクロールしてくださいね。
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誕生日編②
けど決めたよ。オレは監督生になる。まずは、この学校から変えてみせるから。
その時、改めてこの指輪をつけて欲しい。
誕生日編、完結。
全4話、プレゼント回を入れれば5話かな。結構な尺を費やした誕生日編は、これにて終了。ある意味最初の難関ということで、かなり丁寧に描かれていましたね。
全キャラクターが登場したんじゃないかというほどの大舞台。アニメもここまで放送していたかな。
ペルシアを角に追いやっての、壁張り付き行為。蝉ドン、というらしい。作者さんの造語かと思っていたけれど、実際にそういう単語があるのか。
ちょっとやってみようかと思ったけど、失敗するのは目に見えているので止めておこう。勢い余って壁に穴でも開こうものなら、マジで洒落にならない。
筋力が相当ないとできなそう……。
ペルシアに拒絶され魂が抜けきっていた犬塚。蓮季に誘われ遊びに行くことに。キューで蓮季の胸を突くというミラクルプレイをかます。
騎馬戦のラストといい、犬塚の手はあれかな、女子のおっぱいに吸い込まれるようにできているのかもしれない。
自分では犬塚を励ましきれないと悟る蓮季。キャラがたっているだけに、最初から滑り台1直線が決まっている彼女は、じゃっかん可哀そうにみえなくもない。
黒犬集団によるパイ投げ。
最近はクレームもあって、バラエティ番組でパイ投げはあまりやらなくなってしまったらしい。ひと昔前は、罰ゲームといえばパイ投げだったのに。
いや、まぁ、そんなにパイ投げは好きでも嫌いでもないから、どうでもいいといえばそうだけども。そういえば意外とアニメでは、パイ投げシーンってあまりない気がする。
アビは仙人のようになっていた。ソマリはたいして変わらず。白猫の監督生たちが、まともに登場。以前から姿は、ちらほら出ていたけどね。
変態のケット・シィ。ツッコみマシーンのサイベル。筋肉ファンシーなレックス。
巻末マンガに書いてありますがレックスの昔は……。なぜ、こうなってしまったのか。
あんなに可愛かったのに……。
ワイルドなレックスですが、丸流の1撃? でノックアウト。さすがツンデレの王。
藍瑠に疑われた2人でしたが、決闘を演じて難を逃れました。しかし、ロザリオが犠牲に。お互いを信用し合っての難局の打開は、なかなか燃える展開。
学校を変えるため、犬塚は監督生になることを誓ったのでした。
露壬雄と手李亞
姉や兄ばっかり優秀で……。皆から褒められて頼られて……。
見せつけてやろーぜ? オレらだってやればできるってとこ。
監督生になるため、手李亞のファグ・ボーイになる犬塚。
ただひたすら手李亞がかわいいお話。
シャイで引っ込み思案な手李亞ですが、野犬の捕獲などやるときはやる女です。すぐに調子に乗るのもご愛嬌。
私も見る分にはいいけど、犬はあまり近寄らないでほしいタイプの人間。小学生の頃、転んだ時に犬が走り寄ってきたのがじゃっかんのトラウマになっている。
海編①
待たせたなぁ!!
この磨き上げた肉体……好きなだけみろぉぉ!!
臨海学校の一環で、海に行く話。サービス回。
女子はもちろん、男子も脱ぎます。どっちかというと、男子の方が目立っている気がしなくもない。
ちん入者、ケットは裸で登場。後ろの方で小さく警察に連行されるのは、(笑い的な意味で)卑怯。
ふんどしで海に入った経験はないけど、あのひらひらは絶対邪魔だと思う。
マンガやアニメではお馴染みのシーンだけど、クラス全員で海に突撃したことなんて現実ではなかったなぁ。
蟹を見に海岸に行った記憶はあるけど、水着には着替えなかった気がする。
灯台での情事(キス)、ペルシアの切り傷、満潮で閉じ込められるなどのハプニングが続出。
気になる結末ですが……それは次巻までのお預け。
深くツッコむのは野暮かもしれないが、雑菌を吸い出したその口で、キスに持っていくのは衛生的にはどうなのだろうか。
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